まず「仕組み」を知ること。

六本木アカデミーヒルズで開催された
New Concept採集「プロセス価値組:日本食材の「ひと手間」は世界的アートだ!」
~日本食材のおいしさの秘訣を語りつくす90分!~
に行ってきました。

登壇者は
上田 勝彦(ウエカツ水産代表/東京海洋大学客員教授)
久納 寛子(電通総研ビジネス・クリエーション・センター レガシープロジェクトデザイン室所属)
藤吉 雅春(Forbes Japan副編集長)
倉成 英俊(電通総研Bチーム クリエイティブディレクター)
という贅沢なメンバー。

今回、はじめて上田勝彦さんのお話を伺ったのですが、
この方、すごいですね。
もともと水産庁にいた方ですが、
体が動くうちに自分のやるべきことをしようと
全国の漁業・魚食のよろず相談所「ウエカツ水産」を立ち上げ、
漁業関係者への講習会から、魚の料理教室まで
幅広く「魚の伝道師」として活動しているとのこと。

その専門家としての知見と経験値はものすごく、
日本の漁業と本気で向き合っている人間の
独特の説得力と迫力を持っている方でした。

印象的な話は
料理を教える際、
はじめにレシピを教えようとしても
できるようにならない。
でも、「仕組み」を教えていくと、
自然と料理ができるようになるそうです。

自然界の「仕組み」を
先入観に惑わされることなく、
観察力を持ってしっかりと見る。
そのことの大切さを伝えていました。
最終的に自然の摂理が残るとも
おっしゃっていましたね。

地に足のついた
というか
海に足のついた
生き方をしている男というか。
そういう人の芯はとてつもなく太いと感じました。

そんなわけで今日の短歌です。

 

 

【今日の歌詠】
ジーンズに施されたる傷に似た手首のそれに歌えJPOP

 

自分の中に生まれたもやもやとか、
生きていく過程で刻まれた癒されぬ心の傷とか、
そういったものがふと、まるで「既製品」みたいだなあと
思ってしまうことがあります。チープだなあと。笑っちまうなと。
上記の文章もまた、ありがちな「既製品」のような文章ですしね。
自分にとっては、唯一無二の悲しみや苦しみも、
実はよくありがちな「既製品」のように思えるのです。
そんな感覚を、誰かの手首に見た傷跡に詠んでみました。

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たわら だいふく

たわら だいふく

ブログ歌人。 職業はコピーライター。 TVCMやグラフィック広告をつくりながら、 「1日1更新」を目標にブログの中で、 日々の些細なできごとを短歌に詠む。 「短歌を詠むということは、世界を肯定していくこと」 という考えのもと、日々コツコツと短歌を詠んでいます。 夢は歌人として歌集を出すこと。 そして、その歌集が100年後も読まれ続けること。 応援よろしくお願いします!